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右田本店のご紹介
宗味 -soumi-
宗味の故郷益田(ますだ)は、歌聖「柿本人麻呂」、画聖「雪舟」がこよなく愛した酒です。
『宗味』の名は、始祖右田右京亮隆正の法号「恩誉宗味」から銘々したものです。
隆正は元々周防の豪族大内氏の末裔に当たり、石州益田に下り1600年(慶長5年)七尾城主益田氏の
転封による町の衰微を見て、その繁栄を取り戻す為に近在から物資と顧客を集めて市(いち)を始め
これが庶民に愛され「宗味市」と呼ばれるようになりました。
伝統と、独自の技術
以後、宗味市は益田経済の生命線として永く昭和初期まで続きました。
一方家業として、清らかな良質の湧水と稔り豊かな風土に着目し、
1602年(慶長7年)酒造りを開始したと云われ、以来400余年の星霜を経てきました。
こうした伝統と、独自の技術を基にした原料米の精選から庫内の手入れに至るまでの肌理細かい手造りの成果は、
口あたりや香気の良さだけでなく美しい自然の恵みが生きた酒に仕上がっています。